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セルフサーブ・コミュニティ系

Peatix(ピーティックス)の評判・手数料・機能を徹底レビュー

セミナー・勉強会・コミュニティイベントに強いセルフサーブ型チケット販売プラットフォーム。販売手数料4.9%+99円、グループ・フォロワー機能でリピーター獲得に強い設計。840万人超の会員基盤を持つ業界の大手。Ticketing Lab 編集部による独自レビュー。

運営:Peatix Inc. カテゴリ:セルフサーブ・コミュニティ系 対象規模:中〜小規模 更新日:2026年5月11日

編集部の総評

Peatixは2011年に米国で創業した世界規模のイベント・チケット販売プラットフォーム。会員数840万人超(うち日本500万人超)、累計取扱イベント数200万件以上の実績を持つ業界大手。グループ機能・フォロワー機能による「コミュニティ形成型」の運営が最大の特徴で、セミナー・勉強会・趣味コミュニティでの利用が中心。手数料4.9%+99円というシンプルな料金体系。総合ランキング10位の評価。

EDITORIAL SCORE
70
/ 100
★★★☆☆
総合ランキング 10位

Peatix(ピーティックス)とは

セミナー・勉強会・コミュニティイベントの定番プラットフォーム。グローバル規模の会員基盤と「コミュニティ形成」を主軸にした設計が特徴です。

Peatix(ピーティックス)は、2011年に米国で創業し、日本では2014年から本格展開しているグローバル規模のイベント・チケット販売プラットフォームです。世界で会員数840万人超、日本国内では500万人超、累計取扱イベント数は200万件を突破しています。セミナー、勉強会、ワークショップ、趣味コミュニティの集まり、書籍関連イベントなど、多様なジャンルで利用されています。

Peatixの最大の特徴は、「コミュニティ形成」を主軸にした設計です。主催者は「グループ」を作成してファン・参加者を継続的に集約でき、過去参加者へのフォロワー通知、再来場促進機能などがプラットフォームに組み込まれています。単なる決済ツールではなく、「コミュニティを運営しながらイベントを継続的に開催する」というスタイルに最適化されています。

運営会社
Peatix Inc.
米国発・2011年創業
会員数
840万+
うち日本500万+
取扱イベント
200万件+
累計
手数料
4.9%+99円
シンプル設計

セミナー・勉強会文化のインフラ

Peatixが特に強いのは、ビジネスセミナー、技術勉強会、読書会、趣味コミュニティ、社会人サークルなど、「学び・交流」を目的としたイベントの世界です。同種のイベントを定期開催する主催者にとって、リピーター獲得・コミュニティ運営の機能が他のサービスにない価値を提供します。アート・カルチャー系、書籍イベント、子育てサークルなどでも広く活用されています。

手数料体系の詳細

販売手数料は4.9%+99円のシンプル設計。料率としては業界最安水準ですが、1枚99円が低単価チケットでは実質的な負担になります。

主催者が支払う手数料

Peatixの主催者手数料は販売額の4.9%+1枚あたり99円。料率としてはチケットぴあ10%、teket 8%・10%と比較して業界最安水準です。初期費用・月額費用・公演登録料は0円で、手数料のみのシンプルな料金体系です。無料イベントの場合、手数料も発生しません。

⚠ 低単価チケットでは99円が重く効く

1枚99円という定額部分が、低単価チケットでは実質的な負担になります。例えば1,000円のチケットなら4.9%の49円+99円=148円で実質14.8%、3,000円なら246円で8.2%。チケット単価が3,000円以上なら、こりっちチケット!の5%(クレカ・PayPay)よりも実質的に高くなる場合があります。

購入者が支払う手数料

購入者側の手数料は主催者の設定によって0〜220円程度。決済方法はクレジットカード、コンビニ支払い、銀行振込、PayPalに対応。電子チケットアプリ「Peatix」で入場するため、紙発券のコストはかかりません。

グローバル展開と多言語対応

Peatixは米国発のグローバル企業のため、英語・中国語など多言語対応が標準です。インバウンド観光客向けのイベント、国際カンファレンス、外国人主催者など、多言語ニーズのある主催者にも対応できる設計です。日本のセルフサーブ型サービスの中ではグローバル対応で頭一つ抜けています。

主な機能と特徴

グループ機能、フォロワー通知、コミュニティ運営、多言語対応など、コミュニティ型イベント運営に必要な機能を備えています。

👥

グループ機能

主催者は「グループ」を作成してファンを集約。継続的なイベント開催に最適化された設計。

🔔

フォロワー通知

新規イベント開催時にフォロワーへ自動通知。リピーター獲得に有効。

🌏

多言語対応

英語・中国語などに対応。インバウンド観光客向けイベントや国際カンファレンスにも対応。

📱

電子チケットアプリ

Peatixアプリでチケット管理・入場。コンビニ発券不要のスマートな運営。

📊

参加者管理

参加者リスト管理、アンケート、メッセージ配信などコミュニティ運営機能が充実。

🌐

Peatix内検索

Peatixサイト内のイベント検索で、関心ある参加者にリーチできる導線。

コミュニティ形成型の独自設計

Peatixを象徴する機能が「グループ」です。主催者は自分のグループを作成し、過去参加者やフォロワーを集約。新しいイベントを開催すると、グループメンバーに自動通知が届く仕組みになっています。これは「単発のイベントを売る」のではなく「コミュニティを育てながら継続的にイベントを開催する」という運営スタイルに最適化された機能です。

ビジネス・学びの世界での厚み

Peatixはビジネスセミナー、技術勉強会、社会人サークル、読書会など、学び・交流を目的としたイベントで圧倒的な存在感を持っています。エンジニアコミュニティの勉強会、起業家向けセミナー、子育てママのサークルなど、専門性の高いコミュニティが集まる場として機能しています。

編集部スコア内訳

Ticketing Lab 編集部が6つの評価軸でスコアリング。各軸20点満点、合計100点で評価しています。

Peatix(ピーティックス)の評価軸別スコア
舞台用途への専門性
10/20
手数料の妥当性
16/20
集客力・リーチの質
15/20
運営工数の負担
14/20
導入の容易性
19/20
観客との関係性
16/20

「導入の容易性」が19/20点でほぼ満点。登録のみで利用開始でき、契約手続き不要のスピード感が評価されています。「観客との関係性」も16/20点と高評価で、グループ・フォロワー機能による継続的な関係構築の仕組みが反映されています。「手数料の妥当性」も4.9%+99円のシンプルな料金体系が評価されました。一方、「舞台用途への専門性」は10/20点と低めで、セミナー・コミュニティ向けの設計のため舞台公演特有の機能は薄い点を反映しています。

強みと弱み

編集部による正直な評価。何を得て、何を諦めることになるのか、トレードオフをフラットに整理します。

STRENGTHS — 強み
  • 販売手数料4.9%+99円というシンプルかつ業界最安水準の料率
  • グループ・フォロワー機能でリピーター獲得・コミュニティ運営に強い
  • 会員840万人超(日本500万人超)の巨大基盤
  • 登録のみで利用開始、契約・審査不要のスピード感
  • 電子チケットアプリでスムーズな運営、紙発券コスト不要
  • 多言語対応でインバウンド・国際イベントにも対応
  • セミナー・勉強会・趣味コミュニティで圧倒的な実績
TRADE-OFFS — 弱み
  • 1枚99円の定額部分が、低単価チケットでは実質的な負担になる
  • 演劇・舞台芸術への特化度では、こりっちチケット!・teketに劣る
  • セミナー・コミュニティ系の文化が中心で、舞台芸術とは異なる雰囲気
  • コンビニ発券は限定的で、デジタルに不慣れな客層には課題
  • 関係者・招待客の枠管理など、舞台公演特有の機能は薄い

他社との比較

同じセルフサーブ型の「TIGET」「LivePocket」と並べて、主催者にとっての違いを整理します。

Peatix vs TIGET vs LivePocket
Peatix
TIGET
LivePocket
主催者手数料
4.9% + 99円
5.5%(0円可)
5%(0円可)
得意ジャンル
セミナー・趣味
ライブ・アイドル
ライブ・音楽
会員基盤
840万+
130万+
音楽ファン中心
独自機能
グループ・通知
SNS連携
シンプル設計
グローバル対応
多言語◎
日本中心
日本中心

セルフサーブ型3社の中ではPeatixが会員基盤の規模で最大、グローバル対応でも最強です。TIGETはSNS拡散力、LivePocketは音楽系での実績で差別化。コミュニティ運営・継続的なイベント開催が中心ならPeatix、SNS拡散重視ならTIGET、音楽系専門ならLivePocketという棲み分けです。

→ より詳しい比較は

主要7社の横断比較、または全15社の一覧表をご覧ください。

こんな主催者におすすめ

編集部の視点から、Peatixが特にフィットする主催者の特徴をまとめます。

強くおすすめできるケース

定期的なセミナー、技術勉強会、社会人サークル、読書会、子育てママのコミュニティなど、「コミュニティを育てながら継続的にイベントを開催する」スタイルの主催者にPeatixはベストマッチします。グループ・フォロワー機能を活用したリピーター獲得が、他のサービスにはない強みです。

検討の価値があるケース

外国人参加者がいる国際的なイベント、インバウンド向けの観光イベントにも検討の価値があります。Peatixの多言語対応は日本のセルフサーブ型サービスの中では頭一つ抜けており、英語・中国語ユーザーへの対応が必要な場面で力を発揮します。

他のサービスを検討すべきケース

演劇・舞台芸術ジャンルの公演なら、こりっちチケット!・teket・カンフェティの方がジャンル特化のリーチで勝ります。また、1,000〜3,000円帯の低単価チケットがメインなら、1枚99円の定額部分が実質的な負担になるため、こりっちチケット!の5%(クレカ・PayPay)の方がコスト面で有利な場合があります。

よくある質問

Peatixの利用を検討している主催者からよく寄せられる質問に編集部が回答します。

Peatixの主催者手数料はいくらですか?

販売額の4.9%+1枚あたり99円です。料率としては業界最安水準ですが、1枚99円という定額部分が低単価チケットでは重く効くため、チケット単価が高いほどメリットが大きくなります。

初期費用や月額費用は必要ですか?

初期費用・月額費用・公演登録料はすべて0円です。完全に手数料のみの料金体系で、無料イベントの場合は手数料も発生しません。

グループ機能とは何ですか?

主催者が自分のコミュニティを作成し、過去参加者やフォロワーを集約できる機能です。新しいイベントを開催すると、グループメンバーに自動通知が届きます。継続的にイベントを開催する主催者にとって、リピーター獲得の強力なツールです。

演劇公演にも使えますか?

もちろん使えます。ただし、セミナー・コミュニティ系の文化が中心のため、現代演劇では特化型のこりっちチケット!やカンフェティの方が観客との親和性が高い場合があります。

多言語対応はどこまで可能ですか?

Peatixは米国発のグローバル企業のため、英語・中国語など主要言語に対応しています。日本のセルフサーブ型サービスの中では、国際的なイベントへの対応で最も柔軟性があります。

コンビニ発券はできますか?

Peatixは電子チケットアプリでの入場が中心で、コンビニ発券は限定的です。デジタルに不慣れな客層をメインターゲットとする場合は、大手プレイガイドの方が適しています。

EDITORIAL VERDICT

コミュニティ運営型のイベントには、最も豊富な機能セット。

Peatixは「コミュニティを育てながら継続的にイベントを開催する」というスタイルに最適化された、独自のポジションを持つサービスです。グループ機能・フォロワー通知・多言語対応・840万人超の巨大会員基盤——これらの組み合わせは、セミナー・勉強会・趣味コミュニティの主催者にとって、ほぼ理想的な機能セットです。

一方、演劇・舞台芸術ジャンルでは特化型サービスに観客との親和性で譲り、1,000〜3,000円帯の低単価チケットでは1枚99円の定額部分が負担になります。「学び・交流の場としてのイベント」を主催するなら、Peatixが第一候補です。

特にフィットする主催者
  • ビジネスセミナー・カンファレンス
  • 技術勉強会・読書会
  • 社会人サークル・趣味コミュニティ
  • 子育てママの集まり
  • 国際イベント・インバウンド
  • 継続的にイベントを開催する主催者